アイドルグループ・嵐の櫻井翔(35)が、26日に放送された日本テレビ系ニュース番組『NEWS ZERO』(毎週月~木曜23:00~、金曜23:30~)で、同番組で共演していた仲間で、22日に乳がんで亡くなったフリーアナウンサー・小林麻央さん(享年34)への思いを語った。
23日に都内で取材に応じ、「家族を失ったような気持ちでいっぱい」「悔しい…」と涙ながらに心境を語った櫻井。この日の番組では、「当時、麻央さんは24歳で、私は26歳。若い世代にニュースを届けるんだという信念のもと番組は始まりました。まさにゼロから番組を一緒に少しずつ形作ってきた家族のような存在だった」と番組開始当時を振り返った。
そして、「大変な時期、大切な時期を一緒に乗り越えてきた3年半はとても濃密な時間で、思いを共有できる戦友のような存在でもありました」と続け、「『以上、ZEROカルチャーでした』という麻央さんの声は今も耳に強く残っています」としみじみ。また、「かわいらしくてやわらかい印象でしたけど、そのなかに芯の強さ、しっかりした自分の意志を持っているという印象でした」と明かした。
さらに、「麻央さんが若くしてお亡くなりになったというのは残念で悔しいの一言に尽きますが、闘病生活をつづったブログというのは、がんと闘う人だけでなく、たくさんの人が勇気づけられる…大きな影響を残されたなとあらためて感じます」と、力強く生きた証である麻央さんのブログの影響力の大きさについて語った。