JR東日本水戸支社は23日、常磐線いわき~竜田間を「より快適にご利用いただくため」、普通列車2往復を7月22日から特急形電車651系4両編成に変更すると発表した。651系は常磐線特急「スーパーひたち」などで活躍した車両。基本編成(7両編成)と付属編成(4両編成)があり、いわき駅以北では過去に付属編成のみによる運用も見られた。
7月22日以降、651系4両編成を使用する普通列車は、いわき駅9時22分発・竜田駅9時57分着、いわき駅14時42分発・竜田駅15時16分着の下り2本と、竜田駅10時3分発・いわき駅10時37分着、竜田駅15時24分発・いわき駅15時58分着の上り2本。いわき駅9時22分発の下り普通列車は現在、水戸発竜田行として運行されているが、7月22日から水戸発いわき行と、651系を使用するいわき発竜田行に分かれての運行となる。
また、いわき駅9時22分発の下り普通列車はいわき駅で特急「ひたち1号」(品川駅6時45分発・いわき駅9時18分着)と接続し、竜田駅では原ノ町駅行の代行バス(竜田駅10時5分発・原ノ町駅11時35分着)へ乗り継ぐこともできる。651系を使用する他の普通列車も、いわき駅で普通列車や特急「ひたち」への乗換えが可能となっている。