静岡で開催された「静岡ホビーショー」や「東京おもちゃショー」など、5・6月は大型の玩具展示会が開催され、最新のガンプラが公開された。今年は「RG 1/144 ユニコーンガンダム」「MG 1/100 ダブルゼータガンダムVer.Ka」など、商品化が期待されていたアイテムが続々登場。今夏注目のガンプラを一挙ご紹介!
「静岡ホビーショー」で開催前から大きな話題を集めていたのが、「RG 1/144 RX-0 ユニコーンガンダム」。「ユニコーンガンダム」の特徴である、デストロイモードへの変身機構を1/144サイズの制約の中で再現した、技術的にも注目度の高い同機は、新たに開発されたアドヴァンスドMSフレームワークによって、組み立て工程を軽減しつつスムーズな変身を可能にし、さらに変身後の高い安定性を実現している。2017年8月発売で、価格は4,104円(税込)。会場では同じく8月発売予定の「1/48 メガサイズモデル ユニコーンガンダム(デストロイモード)」(10,800円/税込)と好対照をなしていた。
また、1999年に発売されて以来、久々の「MG」化となった「ダブルゼータガンダム」にも期待が集まった。「ダブルゼータガンダム」は、合体・変形機構を備えたモビルスーツ(MS)で、従来のモデルでは可変機構を維持しつつ設定画どおりの姿で立体化するのは難しかったという。「Ver.Ka」としてリリースされる「MG 1/100 ダブルゼータガンダム Ver.Ka」では、プロポーションの美しさが重視されたスマートなフォルムが際立っていた。イベントでは彩色前サンプルが展示されていたが、現在公式サイトでは設計データを元にしたCGが公開されている。2017年9月発売で、価格は6,480円(税込)。
「ナイチンゲール」や「ガンダム試作4号機 ガーベラ」など、ツボを突いたセレクトで毎回どの機体が商品化されるのか注目が集まる「RE/100」シリーズからは、『機動戦士ガンダムZZ』に登場したサイコミュ搭載試作型MS「ハンマ・ハンマ」が登場。有線式のフレキシブル・アームは軟質素材とリード線で再現され、専用台座に伸ばしたアームを保持することでオールレンジ攻撃も再現可能となっている。2017年7月発売予定で、価格は4,860円(税込)。
ハイエンドガンプラとして昨年から登場している「ハイレゾリューションモデル」からは、「ウイングガンダムゼロ EW」が立体化。リアリティと重量感を両立させた内部骨格フレームはメカニカルな魅力を最大化させており、同機の特徴である天使の翼のような白いウイングバインダーは「ハイレゾ」化にあたり、従来は4枚であった羽は今回新解釈の6枚で構成され、スライド機構でしなやかな翼の動きを可能にしている。2017年9月発売予定で、価格は12,960円(税込)。
さらに、「HG」からは10月発売「HG 1/144 局地型ガンダム(北米戦仕様)」(2,160円/税込)、9月発売「HG 1/144 MS-06 ザクII C型/C-5型」(1,836円/税込)、7月発売「HGUC 1/144 イフリートシュナイド」(1,944円/税込)など、人気MSが続々リリースされる。
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