『日本版マインドフルネス』の特別ワークショップが、7月22日に東京都で、7月23日に大阪府で開催される。自律神経研究の第一人者である小林弘幸医師と、医療法人奏仁会理事長の平山尚医師が講師を務め、講義のほかワークショップも行うという。

左から小林弘幸医師、平山尚医師

マインドフルネスとは、「今」に集中することにより、「疲労した脳を回復させる」メソッドのこと。継続的に実践することにより脳疲労が回復し、ストレスが軽減されて、的確な判断・セルフコントロールが可能になるという。

しかし、欧米の思考法の上に作られたものであるため、日本の労働環境や日本人の思考とは異なる点があるとのこと。そこで今回は、日本人に合わせて作ったプログラムを紹介する。

ベースとなる講義は「日本の社会における日本人独特のストレスコントロール法」「身体的ストレスの軽減・自律神経の整え方」「医学的見地からのマインドフルネスの概念」。小林先生は自律神経調整や腸内環境改善、ストレス軽減などについての講義を行う。

平山先生は分かりにくい「マインドフルネス」の概念・意味、継続的にできるマインドフルネス実践法について解説する。講義の後はグループワークやマインドフルネス実践法といったワークショップも行う。

東京会場はオフィス東京(東京都中央区)。時間は11:00~17:30。大阪会場は西阪急ビルB1F(大阪府大阪市北区)。時間は9:30~16:00。いずれも定員50名。費用は3万円(税込)。