保健同人社は6月21日、2016年度の管理職および新入社員を対象とした「理想の上司イメージ番付」を発表した。同調査では集計結果を相撲の番付形式にまとめた。調査期間は2016年4月1日~2017年3月31日、有効回答は2,585人(管理職1,246人・新入社員208人)。

理想のイメージは「面倒見がよい」

管理職に理想の上司イメージを聞くと、「面倒見がよい」(230票)が3年連続の横綱に番付。次いで大関「責任感が強い」(160票)、関脇「配慮ができる」(153票)、小結は「分析力がある」(148票、前年度十両)、前頭「創造性に富む」(141票、同十両)となった。

一方、新入社員の理想の上司イメージは、こちらも「面倒見がよい」(63票)が3年連続の横綱に。以下、大関「明るく振る舞う」(36票)、関脇「分析力がある」(23票、同十両)、小結「責任感が強い」(22票、同関脇)、前頭「配慮ができる」(20票、同十両)となった。

年代別にみると、20代は「明るく振る舞う」を、中堅社員となる30代以降は「分析力がある」を重視。一方、経営層を含む60代は面倒見(横綱)や分析力(大関)に続いて「創造性に富む」(関脇)を重視していた。また明るさや義理堅さは年代が上の層では重視されていないこともわかった。

新入社員がイメージする理想の上司の有名人は、1位「松岡修造さん」、2位「所ジョージさん」、3位「天海祐希さん」、4位「イチローさん」、5位「本田圭佑さん」(初)。管理職がイメージする理想の上司の有名人は、1位「北野武さん」、2位「所ジョージさん」、3位「栗山英樹さん」(初ランクイン)、4位「イチローさん」(初)、5位「タモリさん」「池上彰さん」との結果になった。

管理職・新入社員による理想の上司ベスト5

カテゴリ別ランキングでは、芸人・タレント編1位が「所ジョージさん」、俳優・女優編が「天海祐希さん」、スポーツ監督・選手編が「イチローさん」、キャスター・文化人編が「池上彰さん」、歴史上の人物編が「山本五十六さん」、経営者・実業家・政治家編が「小池百合子さん」、歌手・アイドル編が「中居正広さん」、ドラマ・アニメ等の登場人物編が「杉下右京さん(ドラマ『相棒』)」だった。

カテゴリ別理想の上司ランキング