英国格付け会社のスカイトラックス社は現地時間の6月20日、6月19~25日にパリ郊外のル・ブルジェ空港で開催中のパリ・エアショーにて、2017年「World Airline Awards(ワールド・エアライン・アワード)」の授賞式典を実施。2017年のベスト・エアラインズは2016年2位だったカタール航空が選ばれ、昨年5位だったANAは3位となった。
同調査は320以上の航空会社を対象としている。「Top 100 Airlines in 2017」を見てみると、カタール航空は2015年1位、2016年2位を経て、2017年にまた1位に返り咲いた。ベスト5の航空会社の顔ぶれは変わらず、カタール航空とシンガポール航空、ANAが順位をあげてベスト3に選ばれた。なお、国内航空会社を見てみると、3位のANAのほか、JALが16位(昨年21位)、96位にPeach Aviation(昨年78位)がランクインしている。
「World's Best Economy Class Airlines 2017」では、1位はタイ国際航空、2位はカタール航空、3位はアシアナ航空となり、6位にJAL、8位にANAが選ばれた。「World's Best Premium Economy Class 2017」では、1位はカンタス航空、2位はニュージーランド航空、3位はルフトハンザドイツ航空となり、6位にJAL、10位にANAが選ばれた。
「The world's Best Business Class Airlines in 2017」では、1位はカタール航空、2位はANA、3位はシンガポール航空となり、11位にJALが選ばれた。「World's Best First Class Airlines 2017」では、1位はエティハド航空、2位はエミレーツ航空、3位はルフトハンザドイツ航空となり、6位にANA、9位にJALが選ばれた。