お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(36)が20日、「AKBが最高すぎる!」というタイトルでブログを更新し、17日に行われた「第9回AKB48選抜総選挙」のスピーチで結婚宣言したNMB48の須藤凜々花(20)について持論を展開した。
西野は、自身がインタビュー中にブチ切れて途中退席した際、女医でタレントの西川史子が「皆、我慢してるんだから、我慢すべき」という旨の発言をテレビ番組でしていたことを振り返った上で、須藤の結婚発表を受けて「ファンが可哀想」という批判の声が相次いだことについて、「西川史子さん同様『皆、我慢してるのだから…』が含まれて僕は窮屈さを感じた。起こってしまった現象を面白がらず、怒りになってしまうんだ…と思った」と感想を記した。
そして、「人生は『全員右にならえ』の北朝鮮のマスゲームじゃない。100人いれば、100通りの人生があっていいと僕は思う」と意見。「それを踏まえた上で、矛盾するようだけど、怒りを露にし、批判の声を上げたメンバーやファン、AKBという現象が面白すぎる」と記し、「道徳が麻痺するほど、メンバーもファンもAKBに対して一生懸命だ。大島優子ちゃんも、高橋みなみちゃんも、批判したファンの方も、最高だと思う。オーバーランしちゃうほどの想いがあるから、AKBという現象が生まれたんだろうな」とつづった。
また、「批判を承知で、あの場で結婚を発表した彼女も最高だ」と須藤の勇気を称え、「彼女の事情は、彼女にしか分からない。本当にファンを公言するのであれば、応援してあげて欲しいな、と僕は思う」と擁護。さらに、「つまるところ、『国民が感情的になるプラットフォームを作った秋元康恐るべし』だ。あらためて圧倒的だと思った」と締めくくった。