6月19日以降のアップデートで、ポケモンGOに新機能が追加されます。前編では「ジムバッジ」のシステムなどを紹介しましたが、後編では新たなバトルシステム「レイドバトル」を解説していきます。いきなりこの記事にたどり着いてしまった人は、まず前編を読むとより楽しめると思いますので、よろしくお願いします。
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岡安: 新たに導入される機能として、「レイドバトル」というものがあります。
藤谷: レイドバトルというと、協力プレイですよね。ポケモンGOのトレーラー映像にあった、あの協力バトルが実現するんですね。
岡安: まあ、厳密にはあの映像とは違うんですけど、とにかくみんなで協力して、強力なポケモンを倒すというものです。
藤谷: レイドバトルはどうすればできるんですか。
岡安: レイドバトルに参加するには、「レイドパス」が必要です。これはジムに併設されたポケストップでのみ入手できるアイテムで、1日1回出現します。で、レイドバトルですが、いつでも始められるというわけではなくて、どこかのジムに大きなタマゴが降ってくるわけです。そのタマゴが孵化したらレイドバトルが始まります。
藤谷: レイドバトルが始まっているジムの近くにいたら誰でも参加できるんでしょうか。
岡安: レイドバトルは1グループ最大20名まで参加できます。当然、仲間が多い方がレイドバトルで登場したポケモンを倒しやすくなります。20名というのは、あくまでも1グループの最大数で、グループ自体は何個も作れますので、その場にいれば必ず参加することはできますよ。
藤谷: ああ、そうなんですね。グループはいわゆる赤、青、黄色のチームごとに分かれるんですか?
ポケモンGOに詳しくない人のための解説 各プレイヤーは、赤、青、黄色のいずれかのチームに必ず所属しています |
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岡安: レイドバトルに関しては、最初に決めたチームは関係なく組めますね。ただ、バトルの貢献度によって報酬が変わるので、グループに同じチームの人がたくさんいたほうが有利ですね。
藤谷: なるほどー。でも、レイドバトルってそんなに頻繁に起こらないんですよね? タイミングよくレイドバトルが起きているジムを見つけるのは難しくないですか?
岡安: ジムにタマゴが降ってきた時にカウントダウンが表示されるみたいです。どうやら孵化まで結構な時間があるようで。まだ調整中らしいですけど、24時間後とか。今後は「どこどこのジムにタマゴが出て、何時間後に孵化するぞ」なんて、SNSなどで話題になるんじゃないですかね。
藤谷: なるほど。友だちと情報を共有して、示し合わせて行けばいいんですね。ただ、1チーム20人までだと、たくさん人が集まれば友だちと同じチームになれないこともありますよね。せっかく一緒に来たのに、それは困るかも。
岡安: そんなときのために、自分でグループを作って、グループコードで参加を管理する方法があるんです。友だちにそのグループコードを入力してもらえば同じグループになれます。
グループを作ったら、グループコードで参加者を管理できます。グループコードは9体のポケモンを3つ選んで作ります |
グループコードを知り合いに教えてグループに誘いましょう。この場合はフシギダネ、フシギダネ、フシギダネと入力すれば、そのグループに入れます |
藤谷: わあ、考えられていますね。あと思ったんですが、レイドバトルって人数が集まらないと負ける確率が上がりそうですね。
岡安: 孵化したボスポケモンのCPと、その上に表示されるポケモンアイコンの数によって大体の強さがわかるんですよ。10人くらいいれば倒せるとか、15人は必要とか。となると、1~2人しか集まらなかった場合は当然、倒せないでしょうね。でも、レイドバトルは一定時間まで再挑戦ができるんです。
藤谷: あれ、レイドバトルに参加するにはレイドパスが必要で、それは1日1回しか出てこないって話でしたよね?
岡安: 再戦に限ってはレイドパスがそのまま使えるので、新たなレイドパスは必要ないです。で、3分以内に再戦すると、それまでに与えたダメージ量を引き継いでバトルが開始されます。
藤谷: なるほど、5人グループが2回戦えば、10人で1回戦うのと同じようなダメージが与えられそうですね。