16日に放送された俳優・藤原竜也主演のTBS系金曜ドラマ『リバース』(毎週金曜22:00~)の最終回が、札幌地区(HBC北海道放送)で平均視聴率14.5%を記録し、番組ベストを更新したことが19日、わかった。HBC北海道放送では初の試みとして、同ドラマにおいて宣伝担当の社員をTBSテレビの宣伝チームに派遣。この宣伝強化も高視聴率につながったとみている。

(左から)藤原竜也、原作の湊かなえ氏、戸田恵梨香

番組内の最高視聴率は16.1%で、最高値を記録したのは番組冒頭の22時と22時49分の2回。22時49分は、大阪に戻ってパン店で働く美穂子(戸田恵梨香)を深瀬(藤原竜也)が迎えに行くシーンだった。

同ドラマは、初回と第2話は視聴率1ケタと苦戦をしていたが、第3話から連続して2ケタを記録。最終回を目前にしてじわじわと視聴率を上げ、前週の第9話で12.2%を記録し、最終回はさらに数字を伸ばし、14.5%と番組ベストの視聴率を獲得した。また、全19回の平均視聴率は10.9%だった。

HBC北海道放送では、今年2月からTBSテレビの金曜ドラマ宣伝チームに、東京支社で宣伝を担当している社員を派遣して、同ドラマの番組宣伝に注力。ドラマの記者発表や完成披露試写会、『あさチャン!』や『ビビット』『ひるおび!』ほかの電波ジャックなどに帯同し、東京と札幌との情報共有のスピードを速めながら、息の長いPRに努めたという。その効果もあり、同地区での高視聴率、そして最終回での高視聴率につながったとみている。

数字はすべてビデオリサーチ調べ、札幌地区。