ヤマト運輸は6月19日、配達時間帯の指定枠を変更した。これにより、ドライバーの負担軽減を図る。

昼の時間帯指定を廃止

従来は6つの時間帯に分けていた指定枠のうち、「12~14時」の枠を廃止し、昼の休憩を取りやすくする。併せて夜間に設定していた「20~21時」の枠を「19~21時」の2時間枠に拡大し、配達の分散化を図る。19日以降は、送り状の指定枠が「12~14時」の荷物は「指定なし」として、「20~21時」の荷物は「19~21時」の指定枠として配達される。

配達時間帯の指定枠の変更(出典:ヤマト運輸Webサイト)

併せて宅急便のサイズ(縦・横・高さの計160cm、重さ25㎏)を超える大型荷物や、1梱包当たり30万円を超える荷物を配達するサービス「ヤマト便」の運賃を値上げする。値上げ幅は最大約6割。さらに荷物1個につき、重量30㎏まで、3辺の合計200cmまで、最長辺170cmまでとする上限を設定する。