電通パブリックリレーションズの企業広報戦略研究所は6月19日、「第2回企業魅力度調査」の結果を発表した。調査は3月24日~29日、全国の20~69歳の男女1万人(各業界1,000人)を対象に、インターネットで行われた。調査の対象企業は10業界150社となっている。
同調査は、生活者や投資家が、企業のどのような活動や事実に魅力を感じるのかを分析する「企業魅力度モデル」を、「人的魅力」「会社的魅力」「商品的魅力」の3要素から検証したもの。なお、3要素はそれぞれ12の魅力項目から分析している。
企業魅力度の業界別ランキングの結果、1位は「食品」(3万4,223pt)となり、昨年6位(2万5,105pt)からランクアップした。
次いで2位は「医薬品・生活用品」(3万1,782pt)、3位は「自動車」(2万9,377pt)。以降、4位「電気機器」(2万8,337pt)、5位「情報・通信」(2万7,100pt)と続いた。
魅力項目ランキングをみると、1位は「ビジョンを掲げ、業界を牽引している」(51.6%)だった。続いて2位「安定的な収益基盤がある」(46.4%)、3位「信頼できるリーダー・経営者がいる」(42.9%)。4位「チャレンジスピリットにあふれたリーダー・経営者がいる」(39.0%)、5位「優れた機能・効果を待つ商品・サービスを提供している」(38.6%)と続いた。