演歌歌手の長山洋子が、テレビ東京系新土曜ドラマ24『居酒屋ふじ』(7月8日スタート 毎週土曜24:20~)に本人役で出演することが17日、わかった。
同作は、栗山圭介による小説『居酒屋ふじ』(講談社)を実写化。中目黒に実在する居酒屋「ふじ」を舞台に、死体役しかまわってこない若手俳優・西尾栄一(永山絢斗)が、大森南朋(本人役)をはじめとした常連客の著名人や、「ふじ」の"おやじ"が残した逸話に刺激を受けていく。
実際に20年来「ふじ」に通い続けているという長山だが、ドラマ出演は2008年『水戸黄門』(TBS)のゲスト出演以来、9年ぶり。本人役としては初めてとなる。ドラマ内では、長山が店内で"幻のあの曲"を披露するシーンも。他、本人役ゲストとしては篠原涼子、大杉漣、水川あさみ、椎名桔平らの出演が発表されている。
長山洋子コメント
「ふじ」に行き始めたのは演歌歌手になりたての時くらいからで。ほぼ毎日のように「ふじ」でごはんを食べている時期が一時ありました。お店は夜7時からオープンして、朝の5時までやっていたんです。開店してから閉店の朝5時までいたこともしょっちゅうあって(笑)。
新曲が出たときに、ポスターを持っていったら、お父さんとママが「洋子ちゃん、お父さんへ! ってサイン入れて貼っていって~!」って言ってくれて。それから、新曲が出るたびにポスターを貼らせてもらう事になったんです。
お父さんは、本当のお父さんみたいになってきて。ほとんど仕事の愚痴は外では話さないのですが、お父さんとママに仕事の愚痴を話したこともありましたね。お父さんとママを100%信頼していました。
あとは、ドラマに出るのが本当に久しぶりでした。
大森さん、永山さんって、どういう人なんだろう! とかだいぶ不安があって……。実は知り合いの役者さんに探ったりしていました(笑)。でも本当に気さくな方ばかりでした!
長山洋子、本人役は生まれて初めてでした。演じるという感覚が全くなかったので、素のままなので、放送を見るのが怖いです(笑)。