JR東日本と東武鉄道は16日、「~SL『大樹』とSLばんえつ物語が会津若松で出会う!~ 『会津若松駅 SLまつり』」の開催を発表した。会津若松駅構内と駅前広場で7月8日に開催され、8月10日から営業運転を開始する東武鉄道のSL「大樹」がJR東日本の駅で初披露されるほか、JR東日本「SLばんえつ物語」と並んでの撮影会も行われる。
イベントの開催日時は7月8日の10時30分から16時まで。「極上の会津プロジェクト協議会」など地元も協力し、JR東日本と東武鉄道が連携して会津エリア(福島県)と日光・鬼怒川エリア(栃木県)の観光情報を発信し、近距離にある両エリアを周遊する旅の提案などを通じて、地域全体への誘客を図るという。SL「大樹」は会津若松駅1・2番線の間の中線に展示され、SL「大樹」と「SLばんえつ物語」が並ぶ貴重なシーンも実現する。
新潟発の「SLばんえつ物語」が会津若松駅に到着した後、13時35~45分頃にかけて1回目の撮影会が実施され、SL「大樹」のC11形207号機、「SLばんえつ物語」のC57形180号機が2台並んだ状態で撮影できる。2回目の撮影会は、新潟行の「SLばんえつ物語」が会津若松駅を発車する前の15時18~25分頃に実施。こちらはSL「大樹」の蒸気機関車と「SLばんえつ物語」の客車が並んだ状態での撮影となる。なお、三脚・一脚や照明などを使用しての撮影は禁止。混雑状況により入場規制などを行う場合がある。
会津若松駅でのイベントではその他、駅前広場に「鉄道の仕組み勉強コーナー」「こども駅長制服記念撮影コーナー」などが設けられ、「SLロードトレイン」(乗車時間約5分、定員12名)も楽しめる。駅前広場の特設メインステージにて、SLクイズ大会や「鶴ヶ城太鼓」「かんしょ踊り」など、さまざまなプログラムも予定されている。