ASUSTeK Computerは6月16日、本格液冷に対応したGeForce GTX 1080 Ti搭載グラフィックスカード「ROG-POSEIDON-GTX1080TI-P11G-GAMING」を日本市場向けに発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は税込119,000円前後。
ゲーマーやオーバークロッカー向けブランド「ROG」のハイエンドモデル。本体に液冷用ヘッドを備えた本格液冷対応クーラー「DirectCU H2O」を搭載。G1/4ネジに対応する液冷ホースソケットを搭載し、市販の液冷システムも接続できるという。GPUをベイパーチャンバーに直接密着させることで、冷却効率を高めている。
また、「DirectCU H2O」には空冷用のフィンと、IP5X準拠の防塵機能に対応した2基のファンも搭載しており、液冷でなく空冷での利用も可能となっている。ファンは独自の「ウイングブレード」ファンブレードを採用し、一般的ファンと比べて2倍の風圧を実現するという。GPUの負荷が低い場合に、ファンの動作を自動的に停止させる「ゼロノイズ機能」を備える。
このほか、ASUSのイルミネーション機能「Aura」に加えて、同じく「Aura」に対応したマザーボードとイルミネーションの色やパターンを同期できる「Aura Sync」をサポートする。
主な仕様は、CUDAコア数が3,584基、ベースクロックが1,594MHz、ブーストクロックが1,708MHz、メモリクロックが11,010MHz、メモリは352bit接続のGDDR5X 11GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源は8ピン×2。LEDテープ用コネクタは4ピン×1、出力端子はHDMI 2.0×2、DVI-D×1、DisplayPort 1.4×2。本体サイズは約W298×D158×H50mm。
リアルタイムハードウェアモニタ & OCツール「GPU Tweak II」、ゲーム配信用ソフトウェア「XSplit Gamecaster」のP rem ium 使用権1年間分が付属する。