日産自動車は15日、高級セダン「シーマ」をマイナーチェンジして発売した。今回のマイナーチェンジでは、多数の先進安全装備を全グレードに標準装備としている。

「シーマ HYBRID VIP G」

標準装備となった先進安全装備には、前方車両との衝突回避をサポートする「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、2台前を走る車両の車間距離・相対速度をモニタリングして玉突き事故の可能性を低減する「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」、隣接レーンの車両との接触を回避するように運転操作を支援する「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム) / BSW(後側方車両検知警報)」、駐車時などで車両を空から見下ろしているような視点で周囲を表示する「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」、後方を横切る車両を検知して後退時の接触を回避するように運転操作を支援する「インテリジェント BUI(後退時衝突防止支援システム)」がある。

これらの先進安全装備により、全方位の運転支援システムでより高い安全性を実現した。マイナーチェンジした「シーマ」の価格は794万6,640~902万6,640円(税込)。

マイナーチェンジした「シーマ」の車内・外観イメージ