コスパが魅力のRyzen向けROGマザー
ASUSから、Ryzen向けのマザーボードが2種類登場。まず「ROG STRIX B350-F GAMING」は、B350チップセットを搭載するゲーミングモデルだ。高音質オーディオ機能「ROG SupremeFX」やIntel製LANコントローラ「I211-AT」を搭載。ROGシリーズながら価格は16,500円前後とお買い得感があり、ショップ側からも期待する声が高かった。
そして「PRIME X370-A」は、質実剛健をアピールするX370チップセット搭載マザーボード。X370モデルとしては比較的シンプルな構成だが、機能を厳選しつつコストを抑えたい向きには良いだろう。今どきの製品としては珍しく、PCIスロットを2つ備えているのもユニークなところだ。価格は20,500円前後。
またIntel向けでは、B250チップセットを搭載するMini-ITXマザーボードとして「ROG STRIX B250I GAMING」が発売となっている。こちらも前述のB350-F GAMINGと同様に、ROG SupremeFXとIntel製LANコントローラを搭載。M.2スロットにSSD用のヒートシンクが用意されている点は特徴的だ。価格は15,000円前後。
TLC採用のSSDが3シリーズ登場
PLEXTORから、SSDの新モデルが多数登場。2.5インチ型の「S3C」シリーズ、M.2型の「M8SeGN」シリーズ、PCI Expressカード型の「M8Se(Y)」シリーズが発売となっている。いずれもTLCフラッシュを採用し、コストパフォーマンスを重視したモデル。TLC SSD用に開発した同社独自のキャッシュ高速化技術「PlexNitro」を搭載している。
S3Cシリーズは、Hynixの14nm TLCフラッシュと、SMIの「SM2254」コントローラを採用。データ転送速度は、リードが最大550MB/s、ライトが同520MB/sとなる。ドスパラパーツ館での価格は、128GBが7,980円、256GBが13,980円。
一方M8SeGNは、東芝の15nm TLCフラッシュと、Marvellの「88SS1093」コントローラを採用している。データ転送速度は、リードが最大2,450MB/s、ライトが同1,000MB/sと非常に高速。価格は、128GBが10,780円、512GBが32,800円、1TBが58,000円だ。またM8Se(Y)は、ヒートシンクと変換基板が付いた形になり、価格は5,000円ほどアップとなる。