ASUSTeK Computerは6月13日、同社のROGブランドから、NVIDIA GeForce GTX 1080を搭載するグラフィックスカード「ROG-STRIX-GTX1080-O8G-11GBPS」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は90,500円前後(税込)。
NVIDIA GeForce GTX 1080を搭載する、ROGブランドのハイエンドグラフィックスカード。拡張スロットを2.5スロット分占有する大型クーラーを搭載する。放熱フィンの面積が40%拡大し、独自形状の「ウイングブレード」ファンブレードと合わせて、低い回転数でも十分な冷却性能を発揮する。
「MaxContact」技術では、GPUとヒートスプレッダの接触面積を約2倍にして効率良く熱を伝導。「IP5X対応防塵ファン」によって、ほこりが集まりやすい環境でも性能が劣化しにくい。GPU温度が54度以下の場合ファンを自動で停止する「ゼロノイズ機能」も搭載する。
電源回路は8+2フェーズ構成で安定した電力供給が可能。チョークコイルなどの各部品は、独自にカスタマイズした「Super Alloy Power II」仕様のものが使われている。ファンの周りとROGロゴは使用時に発光。「Aura Sync」機能により、Aura機能搭載マザーボードと組み合わせることでLEDの発光を同期できる。
付属ツールはリアルタイムハードウェアモニタ&OCツール「GPU Tweak II」。1年間のPremiumライセンスが付属し、ゲーム動画の配信が可能な「XSplit Gamecaster」など。
主な仕様は、ベースクロックが1,695MHz、ブーストクロックが1,835MHz、CUDAコア数が2,560基、メモリクロックが11,010MHz、メモリは256bit接続のGDDR5X SGRAM 8GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×2、DVI-D×1、DisplayPort×2。補助電源は8ピン+6ピン。本体サイズは約W297×D134×H53mm。