マクロミルは6月13日、生活者のうなぎ消費に対する意識や実態を探った、土用の丑の日に関する調査結果を発表した。調査期間は6月2日~4日、有効回答は全国20~69歳のマクロミルモニタ会員1,000人。

1人前の予算は平均1,843円

今年の土用の丑の日にうなぎを食べたいか尋ねると、69.7%が「食べたい」と回答し、1人前の予算は平均「1,843円」だった。一方、「食べない」と答えた人は30.3%だった。

2017年夏の土用の丑の日は「一の丑」「二の丑」と2日間ある。そこで、どちらの土用の丑の日に食べたいか聞くと、「両日とも食べたい」は43.5%、「7月25日(火)」だけは37.3%、「8月6日(日)」だけは19.2%となった。

うなぎの価格と、産地や天然・養殖に対する考えを質問したところ、産地については、「高くても国産うなぎがよい」が72.6%、「安いなら輸入うなぎがよい」が27.4%と、国産うなぎの方が人気が高いことが判明。天然・養殖については、「高くても天然うなぎがよい」が31.3%、「安いなら養殖うなぎがよい」が68.7%と、比較的安い養殖うなぎが人気を集める結果となった。

うなぎの「価格」と「天然・養殖」に対する考え
ベース:今年の土用の丑の日にうなぎを食べたい人/n=697

ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されていることを、「知っていた」人は67.8%だった。

うなぎ以外の食材で作ったうなぎの代替商品について、食べたいと思うものを聞くと、1位「あなごのかば焼き」58.9%、2位「さんまのかば焼き」33.6%、3位「豚肉のかば焼き」16.8%、4位「牛肉のかば焼き」16.2%、5位「いわしのかば焼き」16.2%の順となった。