日清食品は6月19日、「スパイスキッチン パクチスト チキンフォースープ」を発売する。
近年のエスニックブームの盛り上がりとともに、"パクチスト"と呼ばれる熱狂的なパクチー愛好者が若い女性を中心に増えている。パクチー専門店も続々とオープンし、ぐるなび総研が発表する2016年「今年の一皿」にパクチー料理が選ばれるなど、ブームはさらに勢いを増している。
今年で発売10周年を迎える「スパイスキッチン」シリーズは、スパイスとハーブにこだわったフォースープとして、エスニック料理好きの女性を中心に好評を得ている。同商品は、パクチーのクセになるおいしさをとことん味わえる新商品となっている。
麺は、米粉から作られたフォーで、つるっとしたなめらかな食感と程よい歯応えが特徴。スープは、パクチー特有の風味を効かせたすっきりとした味わいの鶏だしスープとなっている。具材は、小袋入りの後がけスタイルのパクチー、蒸し鶏、唐辛子。新開発の加工法で風味や色合い、そして形状にもこだわったパクチーをたっぷりと入れることで、パクチーのフレッシュな香りを存分に楽しめる仕上がりとなっている。内容量23gで、価格は税別170円。
同社によれば、近年、異様な盛り上がりを見せるパクチーブームの中、3度の飯よりパクチーを愛するリアルガチなパクチストがいる一方で、ただブームに便乗しただけでパクチー愛の欠如した"ビジネスパクチー商品"と、それに群がるエセパクチスト(ファッションパクチスト)も多数出現し、パクチーを取り巻く状況は混迷を極めているという。
そこで同社はこの危機的な状況を解決するために、パクチーと真摯に向き合い、試行錯誤を繰り返して開発した同商品を世に送り出すことで、"日本中にいるパクチストの真偽を問い正す"としている。