辻調理師専門学校は6月12日、「専門職大学における意識調査」の結果を発表した。同調査は6月1日~4日、全国の高校生100名、大学生100名、高校生・大学生の保護者100名を合わせた男女300名を対象に、インターネットリサーチによって実施されたもの。

高校生に「卒業後の進路として検討している選択肢」を聞いたところ、60.0%で「四年制大学」が最多となった。次いで、「専門学校」(20.0%)、「就職」(17.0%)。以降、「特に考えていない」(9.0%)、「短期大学」(4.0%)となった。

「卒業後の進路として検討している選択肢」(高校生)

大学生に対して「学びたい専門分野」を質問すると、1位は「医療」(33.0%)だった。次いで2位は「食」(25.0%)、3位は「IT」(20.0%)。以降、「ファッション」(16.0%)、「美容」(12.0%)と続いた。

「学びたい専門分野」(大学生)

さらに、高校生・大学生に、「進学先を選ぶ際に重視する(重視した)こと」を聞いた。それぞれ「重視した」+「やや重視した」の割合をみると、高校生では83.3%で「将来就きたい仕事につながる」が最多となった。次いで、「進学先の就職実績」(78.4%)、「通学のしやすさ」(76.7%)が上位にあがった。

大学生をみると、最多は「専門的な知識や経験が得られる」(69.0%)だった。続いて、「将来就きたい仕事につながる」(61.0%)、「必要な免許が取得できる」「進学先の就職実績」(どちらも51.0%)となった。

「進学先を選ぶ際に重視する(重視した)こと」(高校生・大学生)