女優の沢尻エリカが主演を務める日本テレビ系ドラマ『母になる』(毎週水曜22:00~)がこのほど、クランクアップを迎えた。
クランクアップの前に行われた撮影は、西原莉沙子(板谷由夏)がヘアメイクを担当するバンド「ツーオク」が所属するレコード会社に、結衣(沢尻)と広(道枝駿佑)、莉沙子と繭(藤澤遥)という2組の母子が集まるシーン。莉沙子を思う娘・繭の気持ちがあふれ出す感動の場面だ。
一足先にクランクアップを迎えた板谷と藤澤は、沢尻・道枝からそれぞれ花束を受け取り、板谷は「娘が"女優"になることができました」と藤澤を絶賛。「またいつか違う現場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」とスタッフ・キャストとの再会を願った。
そして、沢尻と道枝の最後の撮影は、親子が肩やおしりでつつき合いながら、仲むつまじくレコード会社を後にするシーン。沢尻には中島悟監督から、道枝には櫨山裕子プロデューサーからそれぞれ花束が渡され、沢尻と道枝は固く握手を交わし、スタッフからの大きな拍手に包まれた。
今年2月にクランクインしてから、約4カ月の撮影を終えた沢尻は「とても楽しかったです。現場のスタッフの方々、キャストの皆様に支えられ、乗り切ることができました。この役に挑戦できてよかったと思っています。この作品を通して、ひとつ成長できたかなと思います。またどこかで皆さんと会える日を楽しみに頑張っていきます。本当にありがとうございました」とあいさつした。
また、ドラマ初挑戦だった道枝は「こんなにたくさんの方々に囲まれてのお芝居はとても良い経験になりました。最後までやりきることができました。本当にありがとうございました」と、感謝の言葉で締めくくった。