下着の買い替え時は今! 梅雨シーズン、ママの憂鬱を解消する3つのポイント(写真はイメージ)

このほど、関東・甲信越地方にも訪れた梅雨のシーズン。「洗濯物が乾かない」「子ども連れでの移動が大変」など、普段なら"当たり前"にこなせることでも、雨の多い季節はストレスを感じがちです。

そんな時に生まれる憂鬱な気持ち、どのように解消したらいいでしょうか。今回は、3つのポイントに分けてお伝えします。

"憂鬱"の原因は「どうして?」で具体化する

筆者は毎日自転車で15分かけて、2歳、5歳の子どもたちを保育園へ送迎しているのですが、朝から雨が降っている日には、ついため息をつきたくなるような気分になることもあります。

そこで「どうして雨の日の登園は憂鬱なのかな?」と、少し掘り下げて考えてみました。

著者の場合
・忙しい朝に、レインカバーを自転車にセットする時間が追加されるから
・子どもたちがレインカバーのついた自転車に乗りたがらないから
・濡れたレインカバーを持ち帰るのが大変だから

このように、憂鬱な気持ちの原因を具体的に文字にすると、"レインカバー"が大きく関係していると分かりました。そこで、自転車にレインカバーをつけるのではなく、子どもたちにレインコートを着てもらうことにしました。結果、憂鬱な気持ちはずいぶんと軽くなったのです。

"当たり前"を手放すと、解決策につながることも

私たちは日頃から無意識に、自分の中の"当たり前"に縛られていることが多々あります。そんな日々の"当たり前"を見直すと、憂鬱な気持ちを解消できるかもしれません。例えば、以下のような"当たり前"は、梅雨時に見直してみるのがお勧めです。

●洗濯物を干すのは朝
干す時間を朝から夜に変えてみる
除湿機などを利用し、寝ている間に洗濯物が乾くようにすることで、起きている時に部屋干しの洗濯物を目にし続けるストレスを減らせます。

●買い物は仕事帰りに最寄りのスーパーで
スーパーから宅配サービスへ、仕事帰りから週末へ
梅雨時限定で宅配サービスを利用したり、週末にまとめ買いをしたりすることで、疲れた仕事終わりの雨の日に、子ども連れで買い物をする負担を減らせます。

●下着の買い替えは年末年始
買い替え時期を梅雨時に
洗濯物が乾きづらい梅雨時には、新旧の下着を持っておくことで、下着が足りなくなることを防げます。梅雨が終わる時期に古い下着を処分すれば、普段は適正量をキープできます。

他にも、"こうすることが当然"だと思っていることが、きっとあるはずです。ぜひ、ご自身の生活を振り返ってみてください。

"変えられるもの"にエネルギーを注ごう

そして、自分が「変えられるもの」と「変えられないもの」を区別し、自分の考え方や行動といった「変えられるもの」に意識を向けることも大切です。

どれだけ一生懸命に願ったとしても、明日の天気を変えることは今のところ、私たちにはできないですよね。そんな天気にばかり意識が向いていると、何度も天気予報をチェックして、そのたびに「明日はやっぱり雨だ」とわざわざ憂鬱な気分を味わってしまいます。

しかし、"変えられる"自分の考え方や行動に意識を向けるとどうなるでしょう。「親子ともにお気に入りのレイングッズをそろえる」「多少濡れても気にならないコーディネートを事前に作っておく」「髪の毛が湿気で膨張し、ガッカリしないで済むように、ヘアアレンジを考えておく」など、"雨が降っても大丈夫"と思えるためのアイデアが、いろいろと思いつきませんか?

「原因を具体化する」「当たり前を手放す」「変えられるものにエネルギーを注ぐ」。この3つのポイントを意識することで、どうにもならないと思っていた自分の憂鬱な気持ちも、ある程度コントロールできるはずです。これからの鬱々としがちな梅雨時に実践し、梅雨明け以降の普段の生活でも生かしてみてくださいね。


著者プロフィール

ラーゴムデザイン代表 長谷部敦子
ファイナンシャルプランナー、マスターライフオーガナイザー、メンタルオーガナイザー。父親の看取り介護、自身の結婚を通して、「心」と「お金」の整え方を知ることの必要性を感じ、学びを深める。2012年・2014年の出産を経て、2015年に「しなやかな生き方をデザインする」をコンセプトに起業。家計・起業・扶養などに関わるお金の悩みや、働きたい女性のメンタルについての相談・講師業を中心に活動。働く母の目線で、日々のくらしを快適にする仕組みづくりについての執筆も行っている。「生き方デザイン.com