シンガーソングライターの斉藤和義が、テレビ東京系新土曜ドラマ24『居酒屋ふじ』(7月8日スタート 毎週土曜24:20~)の主題歌を担当することが10日、わかった。
同作は、栗山圭介による小説『居酒屋ふじ』(講談社)を実写化。中目黒に実在する居酒屋「ふじ」を舞台に、死体役しかまわってこない若手俳優・西尾栄一(永山絢斗)が、大森南朋(本人役)をはじめとした常連客の著名人や、「ふじ」の"おやじ"が残した逸話に刺激を受けていく。
ドラマの主題歌は、斉藤書き下ろしの「I'm a Dreamer」に決定。アップテンポで爽快な音楽にシンプルでストレートなメッセージ性のある歌詞をのせた。すでに発表されている、主演の大森がボーカルをつとめる「月に吠える。」によるバラードのエンディングテーマ「夜の雲」とは対照的な仕上がりになっている。
斉藤和義 コメント
主人公の西尾のくすぶってる頃の心境っていうのは、自分が23~24歳のデビュー前の頃のどこにも決まらずウズウズしている感じとすごい似ていると思ったんです。当時、俺も吉祥寺の居酒屋によく行っていたから。そこのおばちゃんはすごい飲んだくれで、ダメ人間で。だからこそ、行くとホッとできたというか。シチュエーションは違うけど心境はすごいシンクロするところがあったから、その頃を思い出しながらメロディも歌詞も結構スムーズに出来ました。あと、「居酒屋ふじ」の雰囲気とか、豪快なオヤジさんも栃木県出身だし親近感もわきました
大森南朋 コメント
出来上がった曲を聞かせていただきましたが、和義さん節というか……どんな感じでくるのか、全くイメージしていませんでした。こうきたか、と。すごく好きです、今回の曲も。早くこの音楽がかかった本編を見てみたいです。和義さんと「ふじ」には一緒に行ったことはないのですが、不思議な縁がありまして。何度かお仕事をご一緒させていただきましたが、また、ご一緒できて嬉しいです。何より一方的にファンだったので、ただただ嬉しいです。