韓国俳優のイ・スヒョクが、7月スタートの長瀬智也主演のTBS系日曜劇場『ごめん、愛してる』(毎週日曜21:00~)に出演することが9日、わかった。日本のドラマに出演するのは初となる。
本作は、母に捨てられこれまで誰にも愛されなかった悲運を呪い愛を求める律(長瀬)と、彼に惹かれていく純粋で愛情深い凜華(吉岡里帆)、母の愛を一身に受けて生きるアイドルピアニストのサトル(坂口健太郎)、自分が産んだ律がそばにいることに気づかずサトルを溺愛する麗子(大竹しのぶ)を中心とした、2つの三角関係が交差するラブストーリー。2004年に韓国KBSテレビで制作され、『冬のソナタ』をしのぐ最高視聴率を記録した人気ドラマを、日本を舞台にリメイクする。
イ・スヒョクが演じるのは、長瀬演じる律を兄のように慕っている韓国マフィアの跡取り息子・ぺクラン。生まれてすぐに親に捨てられ、養護施設からある夫婦の養子となった律は、養父母の赴任先の韓国・ソウルで家出して以来、韓国の裏社会で生きてきた。律はぺクランの父が経営するカジノの用心棒であり、ぺクランにとっては唯一心を許せる存在。ぺクランは、律が実の母親を探すために日本に戻るというストーリーのきっかけを作る重要な役どころだ。
イ・スヒョクは「初めて日本のドラマに出るのですが、韓国語で演技を出来るので(言葉の問題がなく)ラッキーでした。また、韓国でとても有名な作品のリメイクを演じる事が出来て光栄に思います」と喜び、「韓国でもとても話題になると思うので、いい演技を見せたい、頑張りたいという気持ちがありました。主演である長瀬さんと頑張って力を合わせて、いい演技を通していいドラマになるよう頑張りたいと思います」と意気込みをコメント。
また、主演の長瀬について、「韓国で『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』などの作品やCMなども見たことがあり、とても有名な方だと知っていました。とても気さくに接してくれてとてもうれしかったです。ですから、韓国のロケでは私がおもてなししたいです」と話している。
(C)TBS