主婦向け生活情報誌『サンキュ!』は6月8日、家事に積極的に取り組む男性に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は2017年4月17日~23日の期間、『サンキュ!』読者モニターの配偶者(男性)197名を対象に、インターネット上で行ったもの。出産や体調不良の妻の代わりに家事をしたことがある男性は60%だった。
はじめに、「もし今、妻が家事をできなくなり(出産、体調不良、入院などの理由により)、急に家のことをやらなければならなくなった場合、あなたは家のことをうまくこなすことができると思いますか?」と尋ねたところ、「できると思う」「たぶんできると思う」があわせて51%となった。
次に、妻の代わりに急に家のことをやらなければならなくなった経験があるか質問すると、60%が「ある」と回答。さらに、「ある」と答えた人のうち、あわせて46%が「かなりつらかった」「まあまあつらかった」と感じていることが分かった。
具体的には、「夜に洗濯をして干すのが面倒だった。洗濯が終わるまでに寝てしまうこともあった」「冷蔵庫にあるものからレシピを考えられなかった。結局、病気の妻に何を作れば良いか相談した」「普段料理をしないので、子どもに何か作ってあげるときも、おやつをあげるにも、どこに何があるかさっぱり分からず困った」「娘の髪の毛をしばることができなかった」といった声が寄せられている。
一方で、あわせて45%の人が「あまりつらくなかった」「つらくなかった」と回答。具体的には、「1日くらいなので大変だとは感じなかった。長女も中学生なので、助けてくれた」「自分のペースでできるので辛くはなかった」「一人暮らしの経験があったので特に大変なことはなかった」という意見が出た。