俳優の瑛太が主演を務める7月スタートのTBS系金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』(毎週金曜22:00~)に、俳優の伊藤淳史、ムロツヨシ、吹越満、國村隼が出演することが8日、明らかになった。
このドラマは、1980~1989年に『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載された弘兼憲史の同名漫画を原作とする探偵ドラマ。映画『モテキ』や『バクマン。』などのヒット作を手がけた大根仁がゴールデン・プライム帯のドラマで初めて脚本・演出を務める。
舞台は、東京都板橋区の下赤塚にひっそりと事務所を構える「あかつか探偵事務所」。誰も引き受けたがらない面倒な案件ほどやりたがるという一風変わった探偵"ハリネズミ"こと七瀬五郎(瑛太)とその仲間たちが、ときには人情味あふれる哀しい事件を、またあるときには想像を超える難事件に挑んでいく。主演は瑛太のほか、深田恭子、森田剛、山口智子らが出演する。
このたび、4人の追加キャストが決定。伊藤淳史が演じるのは、一代で自分の会社を築き上げた「川田運送」の社長・川田で、苦労の末ようやく軌道に乗ってきた矢先に、身内に不幸があり、無茶な依頼をゴロー(瑛太)たちに頼むこと。吹越満が演じるのは、大手商社「サンダー貿易」で秘書課長を務めていたが、ある事件をきっかけに辞職した仲井で、ミステリアスな蘭子(深田)の過去に深い関わりがあるとか。
ムロツヨシは、市民運動のリーダーとして地元の人気を集める群馬県の県議会議員候補の伊佐川良二役で、クリーンなイメージとは裏腹に、彼にはある秘密が。そして國村隼は、探偵事務所のある下赤塚の中華屋で働く無口な調理人・栗田精二役に決定。栗田はひょんなことでゴローとグレ(森田)と出会い、ある意外な依頼を持ちかける。
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