テクノプロ・コンストラクションは6月8日、「新卒採用に関する調査2017」の結果を発表した。同調査は5月19日~5月23日、採用業務に携わっている20~69歳のビジネスパーソン2,000名を対象に、ネットエイジアによるインターネット調査で行われた。
「ミスマッチのない就職をするために、就職先を選ぶ際に重視すべきと思うポイント」を聞いたところ、39.4%で「職種(担当する仕事内容)」が最も多くなった。以降、「将来性(事業計画・ビジネスモデルや商品力・技術力など)」(34.3%)、「業種」(32.3%)、「社風・企業文化(会社の雰囲気など)」(31.3%)となった。
「就職先を選ぶ際に重視すべき職場情報」を質問すると、40.9%で「平均勤続年数」が最も多く、「過去3年間の新卒採用者数・離職者数」(36.0%)、「前年度の月平均所定外労働時間の実績」(34.3%)、「研修の有無及び内容」(34.1%)と続いた。
選考業務に携わっている回答者に、「就活生を選考する際に、評価するポイント」を聞いたところ、最多は「人柄の良さ」(55.3%)だった。続いて「空気を読む力(表情やしぐさなどから、相手の思惑を読み取る力)」(45.2%)、「成長意欲の高さ・将来性」(45.2%)。以降、「学校で学んだ専門分野(研究内容など)」(35.3%)、「ビジネスマナー」(32.8%)という結果となった。
さらに、選考担当者に「応募者からどのような質問をされたら好感を覚えるか」を聞くと、45.2%で「具体的な仕事内容に関する質問」が最も多くなった。次いで、「前向きな姿勢や成長意欲が伝わってくる質問」(41.4%)、「仕事のやりがいや働く喜びに関する質問」(35.3%)が上位にあがった。