ぐるなびウエディングは6月6日 、披露宴・披露パーティーなどのブライダル・セレモニーの実態を調査・分析した「ぐるなびウエディングレポート2017」を発表した。
料理費用は上昇傾向
国内で開催した結婚式(挙式と披露宴・披露パーティー・少人数の食事会・1.5次会)の平均費用をみると、2016年は243万7,000円。2015年(253万8,000円)比で約10万円減、2014年(271万1,000円)比で約27万円減少した。
金額別では、「25万円未満」と「400万~500万円未満」が最も多く同率の12.0%。なお「25万円未満」と答えた割合は前年より4.0ポイント上昇した。
結婚式の料理費(11人当たり、飲み物費除く)は2016年平均で1万2,903円。過去調査と比べると、2015年は1万2,892円、2014年は1万2,522円と上昇傾向にあることがわかった。
既婚者に対し、結婚式を挙げた会場を聞いたところ、「ホテル披露宴・パーティー会場」が33.2%で最多。年収別では、800万円以上は「ホテル披露宴・パーティー会場」(44.7%)が多く、600万~800万円未満は他の層より「レストラン・料亭」(28.4%)を選ぶ傾向がみられた。
未婚者が結婚式を挙げたい会場は、「ホテルのバンケットルーム(宴会場など)」が28.2%で1位に。年収別にみると、年収が高くなるほど「レストラン・料亭」を希望する割合が高くなっていた。
調査期間は5月19日~22日、調査対象は全国20~49歳・既婚男女で、結婚1年目~5年目までの人でかつ「挙式」または「披露宴・披露パーティー(披露宴/少人数の食事会/1.5次会)」のいずれかを開催した人、及び全国20~45歳・未婚男女で、パートナー(恋人)がいる人でかつ結婚が決まっている・将来的に考えている人、有効回答は4,150人。