LCCのジェットスター・ジャパンは6月2日、東京(成田)=上海(浦東)線を就航。日本のLCCとして初めて、成田国際空港と上海浦東国際空港を結ぶ。上海行きの初便GK35便は、163人の乗客を乗せ、2日22時10分に成田を出発し、上海に定刻より早い現地時間6月3日00時30分に到着した。
同路線は、ジェットスター・ジャパンにとって初の中国本土への運航となると同時に、ジェットスターグループにとっても初めての上海(浦東)就航となる。日本との時差が1時間の上海へのフライトは3時間25分と手軽に移動でき、小旅行でも長期休暇先としても最適。
同路線の運航開始により、中国で最もにぎわいのある大都市・上海に手頃な運賃で訪れることができると同時に、上海に住む友人や家族・親戚の相互訪問も気軽に行うことができるようになる。また、ビジネス利用客を主なターゲットとして開発した新運賃オプションセット「フレックス Biz」(オプション運賃: 国際線3,000円)を利用することで、低運賃ながらも利便性が高いLCCでの出張を実現する。
ジェットスター・ジャパンのジェリー・ターナーCEOは、「近代的な要素と中国の伝統文化が融合された上海は、幅広い年代の方にとって楽しめるアクティビティが多数あります。ジェットスター・ジャパンが提供する低運賃のフライトにより、すばらしく、思い出深いご旅行となることを願っています」とコメントしている。
同路線の運賃は片道4,980円からとなり 、航空券はジェットスターのホームページ、コールセンター、コンビニエンスストア、および旅行代理店で購入できる。同社は現在、180人乗りエアバスA320を21機保有し、日本国内最大のLCCとして国内16路線、国際9路線で 1日約100便を運航している。