ーーhironocさんのマタニティライフはどのような感じでしたか?
hironoc
終わってみるとあんなに気持ち悪くてしんどかったのが不思議なくらいなのですが、当時はつわりがひどくて、なかなかしんどい毎日でした。友人や先輩ママから「もうすぐつわりも終わる頃だよ〜」と励ましてもらっても、なかなか終わらず、心配になったり焦ったり。
でも、“何事も人それぞれなんだ!”とつわりを経験したことで吹っ切れた気がします。おなかの中の息子にお母さんになる心構えをするように試練を与えられていたのかもしれない、と今は思います。
おかげで出産後は、発達段階や成長なども、息子のペースで見守れたらと思うようになりました。
ーー実際どんなつわりだったのですか?
hironoc
吐きづわりと食べづわりの混合型のつわりでした。おなかが空いて気持ち悪いけれど、食べてもまた気持ち悪くなってしまって。今まで全く気にならなかった味や匂いにも敏感になり、毎日がもどしても楽にならない二日酔いのような状態でした。お酒好きとしては、飲んでいないのに二日酔いみたいな感じがするのは、なんだか損した気分でした(笑)。
ーー両方のタイプのつわりとは辛いですね。どのくらいの期間続いたのですか?
hironoc
妊娠3ヵ月頃から始まり、ピークに気持ち悪いのが3〜5ヵ月頃。その後、出産直前まで緩やかに続きました。
つわりには波があったのですが、ピーク時は水の味までも気になってしまい、飲める水の種類も限定されて。体重も減り、貧血でくらくらしてしまい、病院で足りない栄養分をサプリメントで処方してもらっていました。
あんなにいい香り〜と思っていた大好きなタイ料理もすっかりダメになりましたね。外に出て屋台からタイ料理の匂いがしたり、SNSなどでお料理やスイーツ、タイ料理を見ても気持ち悪くなったり、今となっては、なぜあんなにも感覚が敏感だったのかとても不思議です。
でも当時は、こんな状態でおなかの子の成長に影響しないのかな?栄養はちゃんといっているのかな?と不安になるばかりで、めそめそしてましたね。
ーーつわり中、旦那さんはどうフォローしてくれましたか?
hironoc
買い物や、洗濯などの家事を積極的に手伝ってくれ、定期検診や急な体調の変化で病院へ行く時も必ず病院へ付き添ってきてくれたりと、とても協力的でした。異国の地にいることもあり、本人が気疲れするのではなかろうか……というくらい、気を使ってくれていたと思います。仕事が忙しい時も嫌な顔せずに、親身になってくれて、困った時も一緒に考えてくれる姿勢が嬉しく、本当にありがたかったです。