俳優の長谷川博己が主演を務めるTBS系日曜劇場『小さな巨人』(毎週日曜21:00~)の第6話(5月21日放送分)までの総合視聴率の平均が20.5%となり、今年の春ドラマでトップを走っているテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』(毎週木曜21:00~)に並んだことがこのほど、わかった。

長谷川博己主演『小さな巨人』出演者たち

このドラマは、これまでの謎解きを重視した本来の警察ドラマとは一線を画した、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメント。日曜劇場初主演の長谷川が、捜査一課の刑事として捜査一課長を目指していたが、出世街道から外れた所轄へ左遷された主人公・香坂真一郎を演じている。

第6話から豊洲署編に突入し、新たな舞台・早明学園の経理課長の失踪事件がのちに日本警察を大きく揺るがす大事件へ。金崎理事長(和田アキ子)と富永専務(梅沢富美男)が経営する同学園の不正を暴くため矢部と名乗り、内偵捜査をしていた元捜査二課の刑事・江口(ユースケ・サンタマリア)が殺害され、その現場から走り去った山田(岡田将生)が容疑者として拘束されてしまうなど、波乱の展開が繰り広げられている。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。総合視聴率は、従来のリアルタイム視聴率にタイムシフト(録画)視聴率を合算して重複分を差し引いた数値で、『緊急取調室』の総合視聴率は、4日時点で5月18日放送分の第5話まで発表されている。