タレントのヒロミが、3日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『こんなところにあるあるが。土曜・あるある晩餐会』(毎週土曜21:58~)で、とんねるずとダウンタウンの"共演NG"説について、真相を解説した。

(上段左から時計回りに) 石橋貴明、浜田雅功、松本人志、木梨憲武

この日の放送は「今ではあり得ないことだらけ!? バブル期に活躍したMCあるある」というテーマで、ヒロミのほか、生島ヒロシ、徳光和夫、山田邦子、渡辺徹、渡辺正行が、当時の仰天エピソードを披露。その中で、ヒロミは、とんねるずとダウンタウンの"共演NG"説について、その背景を明かした。

当時、フジテレビで『とんねるずのみなさんのおかげです』『ダウンタウンのごっつええ感じ』という冠番組をそれぞれ持っていた2組。それが共演しなかった要因を、ヒロミは「フジテレビの中でも(スタッフの)班が違っていて、こっちのプロデューサーが使ってるタレントを、こっちのプロデューサーが使わなかった」と、本人同士よりも周囲のスタッフが遠ざける原因になっていたと解説した。

最近のバラエティタレントは「仲良し」だというが、ヒロミは当時のとんねるずチームとダウンタウンチームを「ピリピリ感はあったよ。局というか周りが作り上げて、本人たちは全然気にしてなかったと思う」と振り返り、2014年の『笑っていいとも!』グランドフィナーレで、とんねるずとダウンタウンが同じ板の上で共演したことに触れ、「みんな集まって、ワーッと盛り上がってね」と感慨深げに語った。

また当時は、とんねるずやヒロミ(B21スペシャル)は「楽しいことを考えるチーム」、ダウンタウンは「面白いことを考えるチーム」と色合いが違かったことにも言及。MCの今田耕司は「(とんねるずやヒロミが)楽しそうでしたもん。僕らはダウンタウンさんと一緒で、スタジオに籠もりきりで楽屋で『次のコントどうする?』って朝までやってたときにテレビつけたら、ヒロミさんはハワイでイエーイ!ってやってた」と、うらやましかったことを吐露した。

さらに、今田は当時のエピソードとして、「ヒロミさんには河田町(旧フジテレビ社屋)の一本廊下で完全に無視されてました」と訴えたが、ヒロミは「たぶん幻を見てたんだよ」とかわした。