エア・カナダは6月2日、エア・カナダ ルージュにて中部国際空港セントレアとブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバー国際空港を結ぶ直行便を就航。6月2日から10月27日まで、同路線は、ボーイング767-300ERにて最大週4便体制で運航し、エコノミークラスとプレミアムクラスを提供する。

バンクーバーから到着したAC1955便

エア・カナダはこの夏、中部=バンクーバー路線の就航を機に、日本からカナダを週に最大39便でつなぐ。また、2017年はエア・カナダ創立80周年かつカナダ建国150周年の記念すべき年となる。エア・カナダとエア・カナダルージュは、北米、太平洋、大西洋線で新しく20の便を就航し、6大陸220都市に展開する。

駐日カナダ大使 イアン・バーニー氏によると、2016年に日本に来たカナダ人は27万5,000人(2015年比18%増加)、また、日本からは32万人(2015年比10%増加)の観光客がカナダを訪れているという。

式典の最後には、テープカットセレモニーを実施

中部国際空港ターミナルビルで開催された就航記念式典では、中部国際空港代表取締役社長の友添雅直氏は、「新路線開設を機に、カナダの自然を楽しんでいただきたいです。そして是非、エア・カナダルージュを使って、カナダ経由でアメリカにも行ってほしいと思います。現在は期間限定ですが、引き続きエア・カナダルージュの直行便就航が継続することを願います」とコメントした。

式典終了後、バンクーバーから到着したAC1955便を歓迎する放水セレモニーを実施。その後、16:45に中部からの初便AC1956便がバンクーバーに向けて旅立った。同便はカナダ時間の2日10:00にバンクーバーへ到着予定となっている。

AC1955の月曜発は7月31日~9月25日まで、AC1956の火曜発は8月1日~9月26日まで運航予定。スケジュールは予告なく変更になる場合がある