東芝ホームテクノは6月1日、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品となる「ER-RD7000」を発表した。発売は7月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は170,000円前後(税別)。本体カラーはグランホワイトとグランレッドの2色。
最上位機種となる「ER-RD7000」は、直径約20cmのアンテナに3つのセンサーを組み合わせた高い精度のトリプルセンターを新たに搭載した。庫内の温度を検知する「温度センサー」、庫内の中央部分を連続的に検知する「センター赤外線センサー」、スイングする8つ目赤外センサーで庫内の1024カ所を検知する「1024ポイント赤外線センサー」だ。これら3つのセンサーを組み合わせることで、解凍時間の短縮を実現した。
オーブン調理では、湾曲天井で四隅が丸い「ラウンド石窯ドーム構造」と、庫内のセラミックコーティングによる遠赤外線「庫内まるごと遠赤」により、業界最高350℃の高温、200℃まで約5分の予熱を可能にしている。新たに、熱風ファンの回転数を増やし、熱風量をアップさせることで、焼き上がり時間の短縮を実現した。
メニューでは、食材を並べて焼くだけで見栄えがする「オーブンごはん」ができる61の深皿レシピをはじめ、「時短・お手軽」や「一汁三菜」いった自動メニュー(470種類)を備える。
また、下位機種として、大型ホワイトバックライト液晶を搭載した「ER-RD5000」を7月中旬から、オーブン温度300℃の「ER-RD3000」を8月上旬から発売する。両者とも価格はオープンで、推定市場価格(税別)はER-RD5000 が130,000円前後、ER-RD3000が90,000円前後。
3機種とも、総庫内容量は30L。本体サイズはW498×D399×H396mm。ハンドルを含めた製品奥行きは442mmなので、奥行き450mmのキッチンボードに置いてもハンドルが飛び出さない。