マクロミルは5月30日、2017年4月に新社会人となった会社員・公務員を対象とした第10回「新社会人の意識調査(2017年)」の結果を発表した。調査期間は2017年5月11~17日、有効回答は22~25歳の会社員・公務員(マクロミル会員)200人。
「会社を辞めたい」割合、2年連続増
就職した会社を選んだポイントを尋ねたところ、「仕事内容」が35%で10年連続の首位に。ただ前年比では24ポイント減少し、過去10年間で最低となった。一方、前年と比べて最も増加したのは「経営の安定性」の22%で、前年比では11ポイント増加し、過去8年間で最高となった。
入社・入職する前と後の就職先に対するイメージギャップを調べると、51%が「ギャップがあった(「大きな」と「やや」の計)」と回答し、2年連続で増加した。ギャップの内容は、「残業が多い」「給与が少ない」が同率の26.7%で最多となり、以下、「研修内容が不十分」が22.8%、「仕事がつまらない」が16.8%と続いた。
今年4月に新卒で入社してから5月までの間に会社を辞めたいと思った経験が、「ある」と答えた新社会人は約3人に1人に当たる35.5%(前年30.0%)。回答割合は2年連続で増加した。
理想の社長、上司・先輩、同期、後輩を有名人で例えると誰か質問し、ランキングの1位から理想の職場を再現した結果、社長「明石家さんま」、上司・先輩「天海祐希」、同期「有村架純」、後輩「広瀬すず」となった。