デルは30日、世界最大級のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2017」に合わせて開催した新製品発表会で、ゲーミングデスクトップPC「New Inspiron ゲーミングデスクトップ」を発表した。同社の「Inspiron ゲーミング」シリーズで初のデスクトップPC。重いゲーム負荷に耐えうるハイエンドパフォーマンスの製品で、効率的な冷却・排気機能を備える。
8コアの第7世代Ryzenプロセッサを選択可能。グラフィックスカードの拡張など、パーツの追加を前提とした設計のため、電源は最大850W、VR対応グラフィックス、最大32GBメモリなどが選択できる。インタフェースとしてUSB 3.1 Type-Cポートを含むUSB 3.1(Gen1)ポート×6などを装備する。
同社のコンシューマおよびスモールビジネス・プロダクトグループ担当 シニア・バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーのレイモンド・ワー氏は、VRへの取り組みを進めるとした。End to Endで製品を開発していき、HTCやOculusといったVRヘッドセットを手がける企業やコンテンツプロバイダと協力することで対応デバイスおよびコンテンツ開発を進めていく。
価格は599ドルからと、低く抑えられている。Dell.comなどで近日発売予定。日本での具体的な発売日は未定だが、近日での発売が予定されているという。