キッズラインは5月30日、「産後の夫婦関係実態調査」の結果を発表。調査は2017年5月23~25日の期間、子育て中の女性121名を対象にインターネット上で行われたもので、共働き世帯の割合は74.4%、片親のみ就労している世帯の割合は21.5%、その他が4.1%となっている。

産後に「夫婦の危機が訪れた」と回答した女性の割合は?(写真はイメージ)

はじめに、「あなたの夫は産後のサポートをしましたか?」と質問すると、64.5%の人が「サポートした」と回答。3人に2人の割合で、夫が産後の育児サポートを行っていることが分かった。

64.5%の人が「サポートした」と回答

さらに、産後、夫に対してイライラをぶつけたことがあるか尋ねると、「はい」と答えた人は72.7%にのぼった。その理由については、「夫の帰りが遅く、育児に理解がない」という内容が1位で、「ワンオペ育児で、自分の時間がない」「ストレスなど精神的負担が大きい」などの回答が多かった。

「はい」と答えた人は72.7%にのぼった

続いて、「産後、夫婦の危機が訪れたことがありますか?」と聞いた結果、42.5%の人が「はい」と回答。その原因として、「育児疲れ」「育児の価値観の違い」「夫が思うように動いてくれない」「夫婦の意思の疎通がスムーズにいかない」などが目立った。

「産後、夫婦の危機が訪れたことがありますか?」と聞いた結果、42.5%の人が「はい」と回答