俳優の上川隆也が主演するテレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』が、7月から連続ドラマで復活することが30日、明らかになった。「木曜ミステリー」枠(毎週木曜20:00~20:54)で放送される。
上川演じるマイペースで空気を読まない刑事・糸村聡が、遺留品から事件を解決していく同作。連ドラ第4シーズンとなる今回は、舞台を京都に移し、難事件を鮮やかに処理する"火消し"と呼ばれる「特別捜査対策室」に加入することになり、テレ朝の三輪祐見子ゼネラルプロデューサーは「残された遺族に想いを伝えるという糸村刑事が、京都という土地で巻き起こす新たな化学反応を我々制作チームも楽しみにしているところです」と期待を語る。
上川は「前作のスペシャルから約2年ぶり。連続ドラマでまた糸村を演じられると伺った瞬間、まじりっけなしにうれしかったです」と喜びをコメント。「環境もメンバーも変わってこれまでとはまたひと味違った作品になりそうですが、今シーズンでも糸村らしさはどこまでも健在です」と胸を張っている。
共演には、女性刑事・神崎莉緒役の栗山千明をはじめ、段田安則、戸田恵子、永井大らが集結。同シリーズでおなじみの科捜研係官・村木繁も引き続き登場する。
栗山は「豪華な共演者の方々に囲まれて緊張していますが、これまでのシリーズのファンの皆さまに受け入れていただけるよう、頑張っていきたいと思います!」と意気込みを語り、戸田は「上川さんとは古くからのお付き合いですが、糸村というキャラクターを完璧に作り上げて第4シーズンまで来ているんだなと実感しました」と感心。
永井は「上川さんが温かい空気を作ってくださるので、チームワークよく撮影しています!」と報告し、段田は「上川さんとは初共演ですが、最初にご一緒したシーンからもう糸村になりきっていて、『テレビで見ていたとおりだな!』と感動しました」と言い、甲本は「新しいレギュラー刑事の方々のキャラクターと糸村さんとの関係性も見どころです」と予告している。