JALは5月29日、成田=メルボルン線を9月1日より、成田=コナ線を9月15日より、それぞれ開設することを発表。両新規路線には「JAL SKY SUITE」機材を投入することで、利便性・快適性の向上を目指し、さらなるネットワークの拡充、商品・サービス品質の向上に取り組む。また、至近の需要動向を理由にして、10月29日に成田=パリ線を運休。羽田=パリ線はデイリー運航を継続する。
メルボルンはオーストラリア第2の人口を擁し、成長著しい都市のひとつ。日本企業も多数進出しており、2015年1月には日豪経済連携協定が発効し、両国間の結びつきは今後も一層強くなることが期待されている。
JALは現在就航しているシドニー(シドニー線は成田夜発/シドニー朝着、折り返し便はシドニー朝発/成田夕方着)に加え、新たにメルボルンを就航都市に加えることで、オセアニア地区でのネットワークをさらに強化する。この路線は、成田を午前中に出発し、メルボルンへは夜に到着、折り返し便は夜にメルボルンを出発し、成田へ朝到着するダイヤ設定となる。現在のシドニー線とは異なる運航スケジュールとすることで選択肢を拡充する。
成田=メルボルン線の運航ダイヤ/機材(メルボルン発は2017年9月2日より運航。サマータイム期間の10月1日~28日はJL773便(メルボルン着22:55)、10月2日~28日はJL774便 (メルボルン発0:35/成田着08:35)) |
JALは現在、成田から1日4便、関西/中部から1便ずつ、合計1日6便のホノルル線を運航。ハワイ諸島の人気のディスティネーションであるハワイ島のコナへ2010年10月以来、約7年振りに成田から就航し、「JAL SKY SUITE」機材にて毎日運航する。
ハワイ島は、ビッグアイランドの名称で親しまれ、大自然に囲まれた島。そのハワイ島の玄関口となるコナへ直行便が就航することで、今までホノルルに慣れ親しんだ人にも、ハワイの新たな魅力を提供する。コナ線に就航する機材は、ビジネスクラスにフルフラット座席「JAL SKY SUITE II」を、エコノミークラスにはシートピッチを拡大した新・間隔エコノミー「JAL SKY WIDER」を搭載した機材であり、同機材はすでに東南アジアやホノルル線を中心に運用されている。