2017年7月より放送開始予定となっているTVアニメ『18if』のオープニング主題歌を担当するアーティストが発表された。
プロデュース・作曲をTeddyLoid、作詞を岩里祐穂が担当。そして、『もののけ姫』の主題歌でしられる米良美一が歌唱を担当する。米良美一のアニメ主題歌を歌うのは十数年ぶりとなる。
■米良美一のコメント
アニメーションの主題歌を歌わせて頂くのは、本当に久しぶりなので、とても気合いが入っています。最先端の音楽を自分なりに歌わせて頂きました。アニメの世界観を壊さず寄り添うように歌がのれば良いなと思っています。レコーディングではTeddyLoidさん、森本さんにお付き合いいただき、作品への熱い想いを感じとりながら、素直な気持ちでのぞみ、ファルセット(裏声)と地声を使って、二つの世界の危うい所を行き来するかの様に歌いました。これをTeddyLoidさんが現代の音楽の技術を使ってエディットして下さるとの事で、私自身の未知の扉を開く事になるのでわくわくドキドキしています。
■総監修・森本晃司のコメント
「現実と夢を行き来するように、通常の楽曲よりも"不思議で危険なにおい"など通常のアニメより強調してもらいたい、より作品の世界観を汲んで頂きたい」とオーダーをしました。楽曲と米良さんの声がどの様な感じでコラボするのか…出来上がりが楽しみです。Teddyさんと米良さんとで不思議な音楽を作り上げて頂いたのと同様に、映像の方も色々な監督が関わって通常の作品より不思議な感じを創りあげていると思うので、是非期待して下さい。
■TeddyLoidのコメント
総監修の森本監督と密にコミュニケーションを取りながら曲作りを進めさせて頂きました。「18if」は踏み込んだ表現だったり、タブーに触れる演出があり、毎回ドキドキしますね。現実世界と夢世界を行き来する赤い扉、"Red Doors"を通じて進行する物語を意識して、僕自身もその新たな扉を開けるようなイメージで曲作りに臨みました。米良さんのこれまでの作品では前例の無い様な手法でアプローチさせて頂きました。"Red Doors"の向こう側には何があるのか、そんな期待と不安を感じさせるディープな楽曲に仕上げられたと思います。TVアニメ「18if」是非、音楽にもご注目下さい!
■岩里祐穂のコメント
米良さんとTeddyさん!という、刺激的な最高のコラボレーションに、作詞で参加できてとても光栄です。ジャンルを超えたお2人の創り出す音楽世界に、どんなワードをバラまこうか、わくわくしました。「18if」に登場する2つの世界。その夢と現実を泳ぐように、無意識と意識のはざ間にある、さまざまな感情や無感情の、脈絡のないコラージュを目指しました。唯一無二である米良さんの歌声は、神の声でもあり、日常を生きる我々の内なる声でもあります。物語が投げかける問いやメッセージの、ひとつの色として、このオープニング曲を体感してもらえたら嬉しいです。
さらに、エンディング主題歌の企画も発表。エンディング主題歌は放送各話毎に変更となり、全13曲の新曲が制作される。各曲を担当するアーティストについては続報を待ちたい。各詳細はアニメ公式サイトにて。