俳優の東山紀之が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』の第3シリーズが放送されることが24日、分かった。毎週水曜21時枠で、7月にスタートする。

『刑事7人』に出演する吉田鋼太郎=テレビ朝日提供

東山演じる刑事・天樹悠を中心に、個性的なスペシャリストたち7人が難解な事件に挑む姿を描く同作。今シーズンは、片桐正敏(吉田鋼太郎)が、東京臨海エリアを専従捜査する「第11方面本部準備室」の室長となり、天樹、沙村康介(高嶋政宏)、水田環(倉科カナ)、青山新(塚本高史)、山下巧(片岡愛之助)、堂本俊太郎(北大路欣也)が、凶悪犯罪に挑んでいく。

第3シリーズの決定に「素直にうれしいです」と喜ぶ東山。今作では、12年前の妻と娘の死に隠された真相も明らかになるなど、"人間ドラマ"が色濃くなるが、「『自分自身をありのままに出していこう』という思いが強いです。僕自身も妻と子どもがいるので、天樹の家族に対する思いについてより深く考えられるようになりましたし、自分の中にある引き出しや感情が、否応なしに反映されると思うからです」と話した。

テレビ朝日の三輪祐見子プロデューサーは「過去の事件と向き合った時、果たして天樹刑事は人としてどうその事実と向き合い、刑事としてどう乗り越えてゆくのか。今回は事件捜査に加えて、大人の人間ドラマを、じっくりと堪能していただけると思います」と見どころを語っている。

高嶋政宏

倉科カナ

塚本高史

片岡愛之助

北大路欣也