マネーツリーは、同社の個人資産管理サービス「Moneytree」と、みずほ銀行が提供する「みずほダイレクト銀行API」と連携が可能になったことを明らかにした。
みずほ銀行は、APIを活用したオープンイノベーション等を推進する銀行法改正の動向を伺っていたが、この度、「Moneytree」とみずほダイレクト銀行APIによる連携を開始する運びとなった。
みずほ銀行とマネーツリーは、マネーツリーが提供する金融インフラプラットフォーム「MT LINK」を通じて、2016年4月にみずほ銀行の「みずほダイレクトアプリ」と連携。その後、ユーザーは、永年保存されたデータをいつでも閲覧できるようになり、バージョンアップを重ね、現在は、みずほ銀行の口座閲覧のみならず、MT LINKが提供する他の金融機関(銀行、クレジットカード、証券口座)も閲覧も可能となっている。
今年3月に開催されたフィンテックイベント「FIBC2017」では、みずほ銀行の接続試験などを行う評価環境を用いて、マネーツリーのiMessageアプリ「割り勘アプリ」での振り込み機能のデモを披露し、銀行APIの新たな可能性を提示した。