ビー・エム・ダブリューは6月1日、排気量313ccの単気筒エンジンを搭載し、普通自動二輪免許で運転できる「G 310 R」を全国のBMWモトラッド正規ディーラーで発売する。
同モデルは普通自動二輪免許で運転できる排気量であり、操作性に優れ、扱いやすい点が最大の特徴。軽量なボディにパワフルな313ccの単気筒エンジンを搭載することで、力強い走りを実現した。デザインはBMWモトラッドのスポーツモデルの最高峰である「S 1000 R」の流れを汲むもので、スポーティなヘッドライトフェアリング、ダイナミックなフューエルタンクトリムなど存在感の高いフォルムとしている。
足回りは細部までこだわり、カットアウトすることで軽量化を図ったアルミニウム製スイングアームを採用。フロントには、品質感の高いゴールドにアルマイト加工されたフロントフォークとブレーキを採用している。エンジンはシリンダーを異例なほど後方へ傾斜させ、シリンダーヘッドを180度回転させたシングルエンジンを搭載。重心位置が低く、俊敏でコントロールしやすいハンドリングを実現した。
価格は58万円(税込)と低価格に抑えられ、3,100円からのローンプログラムや、これから運転免許を取得する人のためのライセンスサポートプログラムなども提供される。6月16~18日の期間には、全国のBMWモトラッド正規ディーラーにて「G 310 R デビュー フェア」も開催される予定だ。