三菱自動車はこのほど、パシフィコ横浜で24~26日に開催される「人とくるまのテクノロジー展 2017」に出展し、同社のさまざまな技術を紹介すると発表した。人工知能技術やコネクティッドカー技術を活用した「AIパーソナルアシスタント」の紹介や、プラグインハイブリッドEV「アウトランダー PHEV」の展示などが行われる。
「AIパーソナルアシスタント」は、音声認識や自然言語処理といった最先端のAI技術により、走行騒音環境下においても乗員の発話を正しく理解し、自然な言葉で乗員との会話が可能に。声紋認識やカメラを用いた人物認証機能よって、その人の会話や行動を学習し、好みやニーズに合わせたサービスを提供する。また、音声認識技術およびジェスチャー認識技術により、乗員の意図や状態(行動・感情・眠気・注意力・認知レベル等)を把握し、適切な情報を適切なタイミングで提供。さまざまなデバイスやコンテンツとの連携をサポート機能も搭載している。
「アウトランダー PHEV」は同社ブース展示で性能・機能の向上や充実させた装備を紹介するほか、主催者企画である最新技術搭載車の試乗体験コーナーにも出展され、電動車ならではの「滑らかで力強く静かな走り」を体感できるとのこと。
自動車メーカーとして初めて「Android Auto」に対応し、車載ディプレイから充電スポットの検索を可能にした三菱自動車純正アプリケーション「電動車両サポート」のデモンストレーションも実施される。インターネットに接続された家のドアベルを経由して、運転中であっても来訪者の確認と対応を可能とする「Smart Door Bell(beta)」や、小型カメラで撮影した映像にハンドル角や車速等の車両情報を組み合わせ、新しいドライブの楽しみ方を提案する「Driving Data Recorder (beta)」の参考出展も行われる。