日産自動車はこのほど、パシフィコ横浜で24~26日に開催される「人とくるまのテクノロジー展 2017」への出展概要を発表した。クルマと人々の体験をよりわくわくするものにする「ニッサン インテリジェント モビリティ」の取組みとして、電動化や知能化に向けた技術開発などの紹介を行う。

「人とくるまのテクノロジー展 2017」日産ブースのイメージ

「ニッサン インテリジェント モビリティ」は、クルマの知能化によってより安全で意のままのドライビングを可能にし、電動化によってクリーンで効率の良いパワートレインを実現、さらにクルマが広く社会とコネクトすることで新たなモビリティ体験を提供していくという取組み。

日産ブースでは、電動化の取組みとして「ノート」に搭載している100%モーター駆動の新しい電動パワートレイン「e-POWER」などの最新技術をスマートフォンやパネル、部品展示で紹介する。 知能化の取組みとしては、「セレナ」に搭載している自動運転技術「ProPILOT」や先進安全技術を紹介。360度VR映像を通して、自分が運転しているような感覚で先進安全技術を体感できるデモンストレーションも行われる。

自動車技術会主催の特別企画展示会場では、時代の転換期を革新技術により乗り越えてきた歩みの紹介として、「昭和53年排出ガス規制」に対応したZ型エンジン搭載の「ブルーバード1800 SSS」や、当時は日本で唯一の4バルブDOHC機構を採用したエンジン搭載の「スカイライン2000ターボRS」を展示。特別講演では、従来の駆動方式とは一線を画す新しい電動パワートレインへの思いを開発責任者が紹介し、試乗コーナーでは「ノートe-POWER」と「セレナ」の公道試乗を実施する。