お笑い芸人の太平サブローとオール阪神が、22日に放送されたMBSラジオの番組『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』(毎週月~金曜12:30~)で、漫才ブーム当時の島田紳助さんの武勇伝を明かした。
サブローは、紳助・竜介が当時出演していた漫才番組『名人劇場』(カンテレ・フジ系)について、紳助さんが「あの番組出たないねん。『THE MANZAI』だけでええねん。作り方が気に入らん」と嫌がっていたことを暴露。事前にスタッフにネタを見せるのが納得行かなかったそうで、「見せたら新鮮味が無くなるから」と理由を語っていたという。
そして紳助さんは、どうやったら出演しなくて済むのかを真剣に考えていたそうだが、その後すぐ行われた生放送で、一社提供のスポンサー・花王をイジるネタを披露。「竜介知ってるか? ここ(スポンサー)のマーク。昔は満月やったらしいけど、なんで三日月になったのか。あれはライオンに食われたんや」と、競合企業の名前を出して、会場は爆笑に包まれた。
紳助さんはネタを終えると、ニヤっと笑い「これでしばらく出ませーん」と言い残して舞台を降りたが、吉本の関係者や番組スタッフは当然真っ青。サブローは「それから二度と出なかったわ(笑)」と振り返った。
それを聞いた阪神は、漫才のコンテストで2位に終わったことに納得行かなかった紳助さんが、目録を破って中身の賞金だけ取り出し、副賞の盾も蹴飛ばして帰っていったというエピソードを披露。サブローは「時効やから言える話やな」と懐かしんでいた。