来日中の俳優ブラッド・ピットが23日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われたNetflixオリジナル映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』(5月26日より全世界同時オンラインストリーミング開始)のジャパンプレミアに登場した。

『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』ジャパンプレミアに登場したブラッド・ピット

主演およびプロデューサーを務めたブラッドがレッドカーペットに登場すると、詰めかけたファン約380人は大興奮。名前を呼ぶ声が飛び交うなか、ブラッドはサインや写真撮影に笑顔で対応して喜ばせた。メガホンをとったデヴィッド・ミショッド監督、ブラッドと共にプロデューサーに名を連ねる制作会社プランBの代表でもあるデデ・ガードナーとジェレミー・クライナーも登場し、日本のファンと交流した。

その後、4人はステージに登壇し、ブラッドはファンに向かって何度も手を振りあいさつ。「この映画は愛の結晶。こういう大胆な大きな役を演じる機会はあまりない。笑える方向にもっていきたいということで笑いを取り入れました」と熱い思いを語り、デヴィッド監督との初タッグについて「素晴らしかった。まず彼の脚本が本当によかった。すごいキャラクターを描いてくれた。僕がバカをやっても良いように編集してくれるという安心感があった」と信頼を語った。

ブラピにとって、『フューリー』以来2年6カ月ぶり11度目の来日。久しぶりの日本の感想を聞かれると、「もう楽しいところです。みなさんの温かい歓迎ぶりにいつも感謝しています」とうれしそうに話し、「あまり探検する時間がないので、次回はもっといろんなところに行ってみたい」と希望した。さらに、映画のヒットを願ってノリノリで鏡割りに挑戦。最後に「ドウモアリガトウ!」と日本語で感謝の言葉を伝え、投げキスもプレゼントすると、ファンから大歓声が沸き起こった。

左からジェレミー・クライナー、デヴィッド・ミショッド監督、ブラッド・ピット、デデ・ガードナー

Netflixとブラッド・ピットが代表を務める制作会社プランBが共同製作した本作は、ひとりの将軍の栄光と衰退を描きながら、現代の戦争の裏側に迫る物語。主演のブラッド・ピットをはじめ、ティルダ・スウィントンやベン・キングスレーなどのオスカー俳優陣も参加する大作となっている。