インテージは5月23日、ストレスに関する自主企画調査の結果を発表した。調査期間は5月8日~9日、有効回答は20~59歳の個人2,125人。
原因は「仕事」「家計」
ストレスを感じる頻度を尋ねると、「ほぼ毎日」が32.4%と最も多く、次いで「週に2~3回程度」が24.3%、「週に4~5回程度」が15.5%、「週に1回程度」が10.7%と続き、毎週何かしらのストレスを感じている人は8割強に上った。
ストレスの原因を聞くと、男性では、「仕事の内容」(43.4%)、「職場の人間関係」(38.4%)、「自分自身の将来のこと」(31.5%)が、女性では、「家計に関すること」(37.0%)、「職場の人間関係」(34.2%)、「家事に関すること」(32.7%)が上位に入った。
ストレスを感じる時期は、年の変わり目の「12月」(37.0%)と「1月」(31.1%)、年度替わりの「3月」(35.5%)と「4月」(33.8%)が上位にランクインしたほか、「5月」(30.6%)と「8月」(30.2%)も数字を集めた。
理由としては、5月は"五月病"といわれる「新環境適応へのストレス」、「季節変化や花粉症による体調への影響」、「ゴールデンウィーク疲れ」、各種税金の「出費」などが挙げられた。また、8月は「暑くて過ごしにくい」が目立ったほか、「夏休みに入り子供が家にいることで、家事が増える」という声もみられた。
「ストレス解消法の数」をみると、全体平均3.8個、男性平均3.2個に対し、女性平均4.5個、中でも女性20代は5.6個と多く、解消法を多く持っていることがわかった。