日本エイサーは5月23日、Windows Mixed Realityに対応した開発者向けヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Acer Windows Mixed Reality Headset デベロッパーエディション」の予約受付を開始した。2017年8月以降の早い時期を目処に調整するという。価格は税込40,000円。
「Acer Windows Mixed Reality Headset デベロッパーエディション」は、Microsoftの複合現実向けの技術「Windows Mixed Reality」に対応したヘッドマウントディスプレイで、Mixed Reality Ready PCと接続して複合現実を実現する。
主な仕様は、ディスプレイサイズが2.89型×2、解像度が2,880×1,440ドット(単眼:1,440×1,440ドット)、視野は水平95度、リフレッシュレートはHDMI 2.0での接続で90Hz、JDMI 1.4で60Hz。フロント部分に2基のトラッキングカメラを備える。このほか、センサーはジャイロスコープ、加速度計、磁力計。インタフェースは、HDMI 2.0×1、USB 3.0×1。
接続するPCの推奨スペックは、CPUがIntel Core i7(デスクトップ6コア以上)/AMD Ryzen 7 1700、メモリが16GB以上、10GBの空きスペースを備えたストレージ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980/1060以上/AMD Radeon RX 480以上、DX12 and WDDM 2.2 capable GPU、グラフィックスドライバがWindows Display Driver Model (WDDM) 2.2、電源が15W以上、OSがWindows 10 Creators Update(ディベロッパーモードが必要)。
インタフェースは、HDMI 1.4またはHDMI 2.0、USB 3.0 Type-A(900mAの電源供給が可能)、Bluetooth 4.0。