Pascal世代GPUがエントリーまで拡大

NVIDIAの新型GPU「GeForce GT 1030」を搭載するグラフィックスカードが各社から登場した。同GPUは1000世代では初めての"GT"型番のモデルで、シリーズのローエンドモデルとなる。CUDAコア数は384まで抑えられているものの、わずか30Wという消費電力の低さが特徴。内蔵GPUの1クラス上の性能が欲しい場合に良いだろう。

Palitの「NE5103000646-1080F」。小ぶりなクーラーを搭載する

グラフィックス出力は、HDMIとDVI。DVIはシングルリンクとなる

今回発売が確認できたのは以下の各モデル。1スロット厚/ロープロファイル仕様の製品が多いが、MSIの「GeForce GT 1030 AERO ITX 2G OC」は2スロット厚クーラーを搭載しており、静音性が高い。また同社の「GeForce GT 1030 2G LP OC」は、DisplayPort出力も備えている点がユニークだ。

メーカー 製品 コアクロック 価格
MSI GeForce GT 1030 AERO ITX 2G OC 1265/1518MHz 10,500円前後
GeForce GT 1030 2G LP OC 1265/1518MHz 10000円前後
GIGABYTE GV-N1030D5-2GL 1252/1506MHz 11,000円前後
ZOTAC ZTGT1030-2GD5LP 1227/1468MHz 10,000円前後
玄人志向 GF-GT1030-E2GB/LP 1252/1506MHz 9,500円前後
Palit NE5103000646-1080F 1227/1468MHz 9,450円(ドスパラ)

MSIの「GeForce GT 1030 AERO ITX 2G OC」。唯一の2スロット厚モデル

こちらは「GeForce GT 1030 2G LP OC」。ロープロ仕様の製品となる

PalitからSSD新モデルの第2弾

Palitから、2.5インチSSDの新モデルとして、容量480GBの「UVS-SSD480」と同240GBの「UVS-SSD240」が登場、発売が開始されている。先月登場したGFSシリーズはMLCフラッシュだったが、こちらのUVSシリーズはTLCフラッシュを採用した低価格モデルとなる。ドスパラパーツ館での価格は18,900円と9,680円。

PalitのSSD新モデル。同シリーズだが、なぜか箱のサイズまで異なる